恋愛経験ゼロの年下くんが、私の一番になりました
 下着を脱いで亜佑美から背を向けると、封を切って中身を取り出した朝陽は小さく深呼吸をして自身のモノに避妊具を着けようとする。

(焦るな……)

 失敗しないよう練習はしてきた朝陽だけど、いざ本番となると緊張しているのか上手くいかず、手間取ってしまう。

 それを見た亜佑美は身体を起こすと、後ろから声を掛けた。

「朝陽くん……?」
「あ、す、すみません……その……」

 すっかりいつも通りの朝陽に戻っていて、なかなか準備が出来ないことに申し訳なさそうな顔をする。

 そんな朝陽のことを可愛いと思った亜佑美は微笑みながら、

「大丈夫、焦らないで」

 優しく声を掛けると、

「……その、朝陽くんが嫌じゃなかったら……手伝っても、いいかな?」

 着けるのを手伝ってもいいかを確認した。

「え……?」

 亜佑美がわざわざ確認したのは朝陽がそれを聞いてどんな気持ちになるか分かっていたから。

 男として自分でやらなきゃという思いもあるだろうし、手伝いを申し出るということは過去にもそういう経験があって慣れていると思うだろう。

 だからこそ確認した上でするべきだと亜佑美が尋ねると朝陽は、

「……すみません、その、手伝ってもらっても、いいですか?」

 少ししゅんとしながら亜佑美に助けを求めた。

「うん、大丈夫だよ」

 そして再び朝陽と向かい合う形になり、彼のモノに手を掛けた、その時、

「…………っ」

 彼のモノの大きさに亜佑美は思わず息を呑む。

(朝陽くんの、大きい……)

 上手く避妊具を装着出来ずに落ち込んでいるはずなのに、それでも彼のモノはどこか大きくて、亜佑美がこれまで経験してきた異性の中では断トツなのではと思ってしまう。

 ドキドキと鼓動が高鳴る中、亜佑美が朝陽のモノに手を触れると、

「……っん、」

 触れられた朝陽はピクリと身体を震わせて小さく声を漏らす。

 そんな朝陽を前にした亜佑美は何だかいけない気持ちになりながらも、避妊具を手にするとゆっくり装着した。

 そしてようやく準備が整った頃には二人の熱は再び燃え上がり、愛おしむように抱き合うと唇を重ね合い、そして身体をベッドへと沈ませていく。
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