好きになった人は、みんなのアイドルで 4
2話 再会
ーー悠太郎サイド
「久しぶり、悠太郎くん」
「紬、会いたかったよ」
どうしよう。
久しぶりって言うほど久しぶりでもないのに、
もう紬がめちゃくちゃ可愛くて抱き締めたい。
……だめだ。ここは駅だぞ。落ち着け、俺。
紬が笑顔で抱き着いてくる。
……ちょっと待ってよ。俺、我慢したとこなんだけど。
「紬、人が見てるよ?」
と言いながらも、抱き締め返す。
「……会いたかった」
小さな声で紬が言うから、「俺も」と返す。
「紬、お腹空いたでしょ?」
「ご飯食べに行こ」
人前で抱き合ってるの、結構見られてますよ。紬さん。
「つむぎ〜」
声を掛けても、紬は離れない。
普段は冷静だし、恥ずかしがり屋なのに
たまにこういう時があるの、たまらなく可愛い。
「ちゅーしたい」
可愛い顔で俺を見上げてくる。
紬は俺のことどうする気なの。
少し周りは気になるけど軽くキスをする。
……まじでやめて。俺、どうにかなりそう。
「わがまま言ってごめん。ごはん、食べに行く」
紬が離れる。
「……でもね、実は緊張して食欲無いかも」
へへっ、と笑う紬が本当に愛おしい。
「緊張することないよ」
「うちの家族みんな紬のこととっくに大好きだよ」
紬の荷物を持つと、めちゃくちゃ重くてびっくりする。
「……ちょっと待って、お土産?重くない?」
「悠太郎くんの家に泊まるって言ったら、お母さんがめっちゃ送ってくれた」
「……俺の家族と、良い勝負かも」
「たぶん今日、紬めちゃくちゃ食べさせられるよ」
朝のパウンドケーキ事件を思い出して笑う。
「えーどうしよう」
「でも悠太郎くんのお母さんのごはん、楽しみ」
「うん、楽しみにしてて」
手を出すと、すぐに紬が手を繋いでくる。
お互いの小指の指輪が重なって、カチャと音を立てた。
駅は今日も人がたくさんいて、ざわついている。
俺の右手には、紬の左手。
……紬、一生大事にする。
ずっと、俺のそばにいて。
ぎゅっと手を握ると、紬も握り返してきた。
「久しぶり、悠太郎くん」
「紬、会いたかったよ」
どうしよう。
久しぶりって言うほど久しぶりでもないのに、
もう紬がめちゃくちゃ可愛くて抱き締めたい。
……だめだ。ここは駅だぞ。落ち着け、俺。
紬が笑顔で抱き着いてくる。
……ちょっと待ってよ。俺、我慢したとこなんだけど。
「紬、人が見てるよ?」
と言いながらも、抱き締め返す。
「……会いたかった」
小さな声で紬が言うから、「俺も」と返す。
「紬、お腹空いたでしょ?」
「ご飯食べに行こ」
人前で抱き合ってるの、結構見られてますよ。紬さん。
「つむぎ〜」
声を掛けても、紬は離れない。
普段は冷静だし、恥ずかしがり屋なのに
たまにこういう時があるの、たまらなく可愛い。
「ちゅーしたい」
可愛い顔で俺を見上げてくる。
紬は俺のことどうする気なの。
少し周りは気になるけど軽くキスをする。
……まじでやめて。俺、どうにかなりそう。
「わがまま言ってごめん。ごはん、食べに行く」
紬が離れる。
「……でもね、実は緊張して食欲無いかも」
へへっ、と笑う紬が本当に愛おしい。
「緊張することないよ」
「うちの家族みんな紬のこととっくに大好きだよ」
紬の荷物を持つと、めちゃくちゃ重くてびっくりする。
「……ちょっと待って、お土産?重くない?」
「悠太郎くんの家に泊まるって言ったら、お母さんがめっちゃ送ってくれた」
「……俺の家族と、良い勝負かも」
「たぶん今日、紬めちゃくちゃ食べさせられるよ」
朝のパウンドケーキ事件を思い出して笑う。
「えーどうしよう」
「でも悠太郎くんのお母さんのごはん、楽しみ」
「うん、楽しみにしてて」
手を出すと、すぐに紬が手を繋いでくる。
お互いの小指の指輪が重なって、カチャと音を立てた。
駅は今日も人がたくさんいて、ざわついている。
俺の右手には、紬の左手。
……紬、一生大事にする。
ずっと、俺のそばにいて。
ぎゅっと手を握ると、紬も握り返してきた。