とろけてほどけて愛になる〜友達の恋人の友達は、私を癒して甘やかす〜
メッセージには、『光一が目が覚めたみたいだよ。あっ、尾原さんからメッセージがとどいているかな。あと、カップケーキのお店のURLも添付しておくね』と書かれていた。
(彼はもしかしたらこれからお見舞いに行くのかもしれない)
そう思っても、愛梨自身は祥子と顔を合わせて普通に会話をする自信がなく、病院に行く気になれなかった。
(今は目を覚ましたばかりでバタバタしているだろうし、もう少し落ち着いてから……祥ちゃんと一緒に行ければいいかな)
そう自分の中で納得すると、ずっと気になっていたカップケーキのお店のURLをタップする。
すると『One Flower』というお店のサイトが開き、まるで花束のようなデザインのカップケーキが画面いっぱいに映し出された。
季節の花がクリームで表現されており、砂糖菓子やアザランが可愛らしさをさらに引き立てている。
うっとりと眺めていたが、どちらかといえば大人の女性向けの商品が多く、昨夜食べたものが見当たらなかった。
スクロールしながら、楓介の家で食べたカップケーキを探すと、こどもの日の期間限定商品で指を止める。
「あった……」
写真を見た途端、昨夜の記憶が蘇り、恥ずかしくて下を向いてしまった。
サイトには通販専門と書かれていて、楓介の言うように実店舗がないことがわかる。
(確か、従兄弟の奥さんって言ってたよね。お兄さんはワインのイベントを企画したって話していたし、一体どういう家族なのかしら……)
首を傾げて考えてみたが、愛梨の頭では全く想像がつかない。とりあえず深く考えるのはやめて、再びカップケーキのサイトを眺める。
その中でヒマワリとガーベラの花束のようなカップケーキに特に心を惹かれた愛梨は、衝動的に購入してしまう。
(最短お届け日が明日だなんて、楽しみすぎる! 見た目も華やかで、なんだかワクワクするな……)
その時ふと頭に、自身が働くファミリーレストランのテイクアウト用のマフィンを思い出す。味は美味しいのに、なかなか手に取ってもらえないと、現場の人たちから声が上がっていた。
(カップケーキとマフィン……。見た目の問題……そうか! これならいけるかもしれない!)
愛梨の頭にあるアイデアが生まれ、久しぶりに気持ちが高揚するのを感じた愛梨は、早く家に帰りたくてうずうずし始めた。
(彼はもしかしたらこれからお見舞いに行くのかもしれない)
そう思っても、愛梨自身は祥子と顔を合わせて普通に会話をする自信がなく、病院に行く気になれなかった。
(今は目を覚ましたばかりでバタバタしているだろうし、もう少し落ち着いてから……祥ちゃんと一緒に行ければいいかな)
そう自分の中で納得すると、ずっと気になっていたカップケーキのお店のURLをタップする。
すると『One Flower』というお店のサイトが開き、まるで花束のようなデザインのカップケーキが画面いっぱいに映し出された。
季節の花がクリームで表現されており、砂糖菓子やアザランが可愛らしさをさらに引き立てている。
うっとりと眺めていたが、どちらかといえば大人の女性向けの商品が多く、昨夜食べたものが見当たらなかった。
スクロールしながら、楓介の家で食べたカップケーキを探すと、こどもの日の期間限定商品で指を止める。
「あった……」
写真を見た途端、昨夜の記憶が蘇り、恥ずかしくて下を向いてしまった。
サイトには通販専門と書かれていて、楓介の言うように実店舗がないことがわかる。
(確か、従兄弟の奥さんって言ってたよね。お兄さんはワインのイベントを企画したって話していたし、一体どういう家族なのかしら……)
首を傾げて考えてみたが、愛梨の頭では全く想像がつかない。とりあえず深く考えるのはやめて、再びカップケーキのサイトを眺める。
その中でヒマワリとガーベラの花束のようなカップケーキに特に心を惹かれた愛梨は、衝動的に購入してしまう。
(最短お届け日が明日だなんて、楽しみすぎる! 見た目も華やかで、なんだかワクワクするな……)
その時ふと頭に、自身が働くファミリーレストランのテイクアウト用のマフィンを思い出す。味は美味しいのに、なかなか手に取ってもらえないと、現場の人たちから声が上がっていた。
(カップケーキとマフィン……。見た目の問題……そうか! これならいけるかもしれない!)
愛梨の頭にあるアイデアが生まれ、久しぶりに気持ちが高揚するのを感じた愛梨は、早く家に帰りたくてうずうずし始めた。