とろけてほどけて愛になる〜友達の恋人の友達は、私を癒して甘やかす〜
案内されたのは個室で、楓介にエスコートされ、椅子に腰を下ろした。
「前もこの席を予約してたんだ。星は全然見えないけど、今はこんな星が見えるんだって話をしようかなって思ってた。まぁ愛梨が楽しいかはわからないけど」
「きっと楽しかったと思うよ。楓介くんの話って、すごく人を惹きつける気がするから」
「本当? じゃあ今日も張り切っちゃおうかな」
張り切るという言葉を聞いて、違うことを想像して頬を赤らめた愛梨を、楓介は笑いを堪えながら見つめる。
「あ、あの、見ないで欲しいんだけど……」
「どうして? 愛梨が俺を求めてくれてるって思うだけで幸せだよ。愛梨だって同じじゃない?」
そう言われ、何も言い返せず小さく頷いた。
その時、ウェイターが本日のおすすめのシャンパンを持ってやって来ると、グラスに注ぎ始める。
ウェイターがいなくなったところで、二人はグラスを合わせて乾杯をした。
シャンパンで喉を潤した愛梨は、グラスを置いて楓介を見つめる。
「祥ちゃんには、結婚式には楓介くんと参列するって伝えた」
「うん、二人で参列しよう」
「あと、会うなら四人がいいって……でも楓介くんは高田くんと二人で会いたいよね」
「そんな日を作ればいいだけだよ。二人で会っても、四人で会ってもいいじゃない」
その説得力のある言い方に、愛梨はにっこり微笑んだ。
「そうだね。楓介くんと話してると、いろいろな方法があるんだって気付けるからすごい」
すると楓介は、愛梨の手を取り、自分の手で包み込む。
「二人でいるっていいよね」
それと同時に、手のひらに冷たい金属の感触がした。
「これって……」
愛梨の手のひらには、鍵が置かれていた。
「愛梨はどっちがいいかな。合鍵を持つのと、自分の部屋の鍵を持つの」
始めは意味がわからず、首を傾げた。
だが照れたように頭を掻いた楓介を見て、彼の言いたいことがわかり、目頭が熱くなるのを感じる。
「えっと、つまり……もし良かったら一緒に住みませんかっていうお誘いなんだけど……まだ早すぎるっていうなら、合鍵だけ持っていてくれればいいから──」
「一緒に住みたい……ずっと楓介くんといたいです!」
最後の方は、愛梨からのお願いに近かったが、その言葉を聞いた楓介は、店内ということを考慮しながら彼女の手を思い切り握りしめた。
「前もこの席を予約してたんだ。星は全然見えないけど、今はこんな星が見えるんだって話をしようかなって思ってた。まぁ愛梨が楽しいかはわからないけど」
「きっと楽しかったと思うよ。楓介くんの話って、すごく人を惹きつける気がするから」
「本当? じゃあ今日も張り切っちゃおうかな」
張り切るという言葉を聞いて、違うことを想像して頬を赤らめた愛梨を、楓介は笑いを堪えながら見つめる。
「あ、あの、見ないで欲しいんだけど……」
「どうして? 愛梨が俺を求めてくれてるって思うだけで幸せだよ。愛梨だって同じじゃない?」
そう言われ、何も言い返せず小さく頷いた。
その時、ウェイターが本日のおすすめのシャンパンを持ってやって来ると、グラスに注ぎ始める。
ウェイターがいなくなったところで、二人はグラスを合わせて乾杯をした。
シャンパンで喉を潤した愛梨は、グラスを置いて楓介を見つめる。
「祥ちゃんには、結婚式には楓介くんと参列するって伝えた」
「うん、二人で参列しよう」
「あと、会うなら四人がいいって……でも楓介くんは高田くんと二人で会いたいよね」
「そんな日を作ればいいだけだよ。二人で会っても、四人で会ってもいいじゃない」
その説得力のある言い方に、愛梨はにっこり微笑んだ。
「そうだね。楓介くんと話してると、いろいろな方法があるんだって気付けるからすごい」
すると楓介は、愛梨の手を取り、自分の手で包み込む。
「二人でいるっていいよね」
それと同時に、手のひらに冷たい金属の感触がした。
「これって……」
愛梨の手のひらには、鍵が置かれていた。
「愛梨はどっちがいいかな。合鍵を持つのと、自分の部屋の鍵を持つの」
始めは意味がわからず、首を傾げた。
だが照れたように頭を掻いた楓介を見て、彼の言いたいことがわかり、目頭が熱くなるのを感じる。
「えっと、つまり……もし良かったら一緒に住みませんかっていうお誘いなんだけど……まだ早すぎるっていうなら、合鍵だけ持っていてくれればいいから──」
「一緒に住みたい……ずっと楓介くんといたいです!」
最後の方は、愛梨からのお願いに近かったが、その言葉を聞いた楓介は、店内ということを考慮しながら彼女の手を思い切り握りしめた。