ソング・ツインズ
わたしはこの頃からこう呼ばれることが好きだった。
お姉ちゃんと呼ばれるとなんだか誇らしくて、自分が偉くなった気になれた。
そして妹を守らなきゃ、なんて思っていたんだっけ。
そんな妹はなんて名前だっけ。
思い出そうとしても、妹の顔と同様にモヤがかかっていて思い出せない。
『お姉ちゃん! 起きて、お姉ちゃん!』
何度目かの声でようやく目を覚まして朝が来たのだとわかった。
視線をめぐらせると幼稚園に通い始めたばかりの若菜ちゃんが布団の隣に座っていた。
「若菜ちゃんおはよう」
お姉ちゃんと呼ばれるとなんだか誇らしくて、自分が偉くなった気になれた。
そして妹を守らなきゃ、なんて思っていたんだっけ。
そんな妹はなんて名前だっけ。
思い出そうとしても、妹の顔と同様にモヤがかかっていて思い出せない。
『お姉ちゃん! 起きて、お姉ちゃん!』
何度目かの声でようやく目を覚まして朝が来たのだとわかった。
視線をめぐらせると幼稚園に通い始めたばかりの若菜ちゃんが布団の隣に座っていた。
「若菜ちゃんおはよう」