ソング・ツインズ
屋台の道を通り抜けて校舎内へ足を踏み入れると沢山の生徒たちが慌ただしく行きかい、音楽室からは吹奏楽部の演奏が聞こえてきた。
吹奏楽部は今日オープニングとエンディング、それに体育館のでの演奏があるので大忙しなのだ。
わたしは一度教室に入って自分の荷物を机に置いた。
教室に置かれていたたこ焼きの風船や旗はすでに外に出されていて、随分と広く感じられる。
クラスメートの手伝いを30分ほどしてから、わたしは音楽室へと向かった。
ドアを開けると普段よりも強い熱気が頬をなぶる。
吹奏楽部の邪魔にならないように隅っこを通って教室の奥へと移動した。
メンバー3人と佳苗の姿を見かけて一旦足を止めた。
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