桜花転生奇譚
ひかりちゃんから、この護符の効果を聞かされてない。攻撃系の魔術だとしか教えてくれなかったな。貼ることが出来れば、魔術が発動するんだっけ。
私が護符に魔力を込めて、丸太くんに投げ付けると、それは丸太くんにペタリと張り付く。
次の瞬間、護符に火が灯り、丸太くんは炎に包まれた。
「……見事だ。優月……自分よりも大きな敵に、怖気ながらも立ち向かおうとする姿勢……気に入った。試験は、合格とする」
「優月ちゃん!かっこよかったよ!」
ひかりちゃんが、私に駆け寄ってくる。
「……でも、本当に合格でいいの?私、護符を投げただけなんだけど……」
「猛さんが見るのは、強さよりも敵が現れた時の立ち向かい方だからね。優月ちゃんは、逃げずに戦おうとした。だから、合格にしたんだと思うよ」
ひかりちゃんの言葉に、私は「そっか……」と呟いた。
「優月ちゃん、合格おめでとう!」
ひかりちゃんの言葉に、私は「ありがとう」と微笑んだ。
「優月、ちょっといいか」
試験に合格して、正式に祓魔師となってから数日後のある日。
私がみどりさんと一緒に夕食を作っていると、玲さんに話しかけられて、食材を切っていた手を止めた。
私が護符に魔力を込めて、丸太くんに投げ付けると、それは丸太くんにペタリと張り付く。
次の瞬間、護符に火が灯り、丸太くんは炎に包まれた。
「……見事だ。優月……自分よりも大きな敵に、怖気ながらも立ち向かおうとする姿勢……気に入った。試験は、合格とする」
「優月ちゃん!かっこよかったよ!」
ひかりちゃんが、私に駆け寄ってくる。
「……でも、本当に合格でいいの?私、護符を投げただけなんだけど……」
「猛さんが見るのは、強さよりも敵が現れた時の立ち向かい方だからね。優月ちゃんは、逃げずに戦おうとした。だから、合格にしたんだと思うよ」
ひかりちゃんの言葉に、私は「そっか……」と呟いた。
「優月ちゃん、合格おめでとう!」
ひかりちゃんの言葉に、私は「ありがとう」と微笑んだ。
「優月、ちょっといいか」
試験に合格して、正式に祓魔師となってから数日後のある日。
私がみどりさんと一緒に夕食を作っていると、玲さんに話しかけられて、食材を切っていた手を止めた。