腹黒策士な弁護士が甘い王子様の仮面を被ってモブの私を誘惑してきます
「笹倉さん、なにかあった? 今どこにいるの?」
隣に立つ鹿波さんと視線が交わった。すぐに異変を感じ取ったらしい鹿波さんが、真剣な顔つきで通話を見守ってくれている。
『実は梓川さんに相談したいことがあって。今、ロビンソンにいます』
ロビンソンは、会社の近くにある喫茶店だ。
今から向かえば、数分で着く距離である。
「私、ちょうど会社を出るところだから、今からそっちに向かうね」
笹倉さんとやり取りしているうちに、エレベーターが一階のロビーに到着した。
「鹿波さん、すみません。私はここで」
「なにか困ったことがあったら、いつでも声をかけて。弁護士として力になれるかもしれないので」
こんなふうな気配りがさらりとできる彼は、やはり世の女性にモテるに違いない。
「はい。ありがとうございます。それではお先に失礼します」
心強い言葉に送り出され、私は笹倉さんがいる喫茶店へと急いだ。
隣に立つ鹿波さんと視線が交わった。すぐに異変を感じ取ったらしい鹿波さんが、真剣な顔つきで通話を見守ってくれている。
『実は梓川さんに相談したいことがあって。今、ロビンソンにいます』
ロビンソンは、会社の近くにある喫茶店だ。
今から向かえば、数分で着く距離である。
「私、ちょうど会社を出るところだから、今からそっちに向かうね」
笹倉さんとやり取りしているうちに、エレベーターが一階のロビーに到着した。
「鹿波さん、すみません。私はここで」
「なにか困ったことがあったら、いつでも声をかけて。弁護士として力になれるかもしれないので」
こんなふうな気配りがさらりとできる彼は、やはり世の女性にモテるに違いない。
「はい。ありがとうございます。それではお先に失礼します」
心強い言葉に送り出され、私は笹倉さんがいる喫茶店へと急いだ。