腹黒策士な弁護士が甘い王子様の仮面を被ってモブの私を誘惑してきます
「紫苑さん、好き……」
 自然と口から零れた言葉に、紫苑さんが目を細めながら頷く。
「俺も萌音が好きだ。今からもっと萌音の頭のなかを俺で埋め尽くしてやる」
 そう言って、紫苑さんが私の中に入ってきた。
「はっ……ああっ……」
 痛いと感じたのは最初だけ。
 ゆっくりと律動が刻まれ始めると、さきほどまで感じていた快楽が戻ってきた。同時に陰核をいじられ、とめどなく与えられる刺激に嬌声を上げ続けた。
「萌音、気持ちいい?」
「あっ、あん……っ、んんんっ……ひゃ、……き、もち、いい。すごい……ああっ……いいっ……」
 さらに突き上げられ、快楽に呑み込まれていく。自ら腰を揺らしていることにも気づかず、もはや意味のある言葉も紡ぎだせなかった。
 汗ばむ肌がぶつかり合って、汗が飛び散って。
 互いの名前を呼び合いながら、愛の言葉を交わして。
 その間に何度も何度も絶頂に追いやられ、私はいつの間にか意識を手放していた。
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