お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
 彼の熱を帯びた唇と指先に、ただベッドで翻弄されていた時間。思い出すだけで、今でもお腹の奥がじんわりと熱くなりそうで、私は慌ててデザートのショコラを口に運んだ。


「あれは……その、私も、途中から、流されちゃったし」


 きっかけは彼だったし、ビックリしたけど、無理やりというわけではなかった。
 指先も少しだけ強引だったけれど、私の反応を確かめるように、どこまでも優しかった。

 本気で拒めば、きっとやめてくれたはずだ。それなのに私は、ダメだと頭では理解しながらも、そして困惑しながらも、途中から自分で彼のシャツの胸元にしがみついて……もっと触れていたいと思ってしまったのだ。


「……みのりは変わらず優しいね」


 はる君は、真っ赤になりながらも伝える私を見つめてふわりと微笑んだ。


「みのりのせいじゃないよ。信じてもらえないかもしれないけど、本当にあんなことをするつもりはなくて、だたみのりと話して、もう一度君と一緒にいるんだって思っていた。……だけど、みのりに会って俺の気持ちが届かないことを目の当たりにしたら、結局、君を逃がしたくない一心で、抑えが効かなくなった」


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