お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
 はる君は、どこか反省するみたいに「ごめんね」と肩を落としながら口にしたが、私は胸が引き裂かれるように苦しくなる。


「何度も言うけど、俺はずっと君が好きで、みのりにずっと逢いたかったから」


 はる君は、今日も迷わずに攻め込んでくる。

 まっすぐで、真剣な目。ひと月前に再会したあの日も、この視線に射抜かれた。私はこの目に見つめられると、どうしていいのか分からなくなってしまう。

 息を止めながら彼を見つめていると、彼はつづけた。


「別れた以上、気持ちを断ち切らなければと思っていた。それでも、なにをどう頑張っても、君を忘れることができなかった……。だからもう、諦めるのをやめたんだ」


 かちゃりと、フォークを置く。
 さっきまで続いていた穏やかな時間が、ゆっくりと形を変えていくのがわかった。

 はる君はわずかに表情を引き締めると、静かに口を開いた。


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