お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
 コンプレックスに関しては、本当は誰にも話したくなかったけれど、あの日の出来事がどうしてそこまで私を傷つけたのか説明するには、そのことも避けて通れなかった。

 どれもこれも誰かに話すのは初めてで……口にするのがとても怖くて何度も言葉を詰まらせてしまったが、はる君は決して急かさずに、私の震える手を握ったまま、真剣な眼差しで最後まで聞いてくれていた。


「その頃はる君は、私にまったく触れようとしなかったから、部屋でDVDを見つけたとき、こういう女性が好きなんだって思ったの。あまりにも自分とは違い過ぎてショックだったけど、私に触れなかったことに納得もしたりして――」

「俺がみのりに魅力を感じていないわけがないよ……、触れなかったのは君が学生だったからで……将来を決める大切なときに俺の欲でみのりを困らせたくなかった。だいだい、その君が見つけたそのDVDも、陸が友人に押し付けられたものであって、俺のではないよ」

 はる君のではない……?

 口にするまでもなく、私の疑問に答えるみたいにはる君が補足した。


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