お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
「部屋にあった以上、説得力はないかもしれないが……陸は社交的で友人が多いから、若い頃はよく仲間内でそういったものを回し合うような軽いノリに巻きこまれることがあった。俺はいつも、その巻きこまれた陸に巻き込まれて、部屋に置いて行かれていたんだ」

 はる君はうんざりした様子だった。

『真面目な兄さんにプレゼント』とか『たまにはこれで、勉強したら?』なんてからかって、置いて行かれたのだと言う。

 小さい頃から、陸君がはる君をからかう姿は何度も見てきた。だから、その光景自体は容易に想像できる。けれど……だからこそ、戸惑うのも事実で……


「気づいたときは、陸の部屋に戻していたんだけど、忙しかったりすると、置いて行かれたことに気づかないときもあったりして……気になるなら、今から陸に連絡して事実を確かめてもらっても構わない。俺は、昔からみのりにしか興味がないから、そういったものを見たことが無いし、なんなら女性のスタイルとかも、気に留めたことも無かった。陸もそれは分かっているから、本当のからかいだったんだと思う。その辺りも聞いてくれて構わない」


 はる君はポケットから自分のスマートフォン取り出し、テーブルに置く。
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