お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
「そこまでしてもらうのは申し訳ないです……!」
思わず敬語になってしまう。
世界各地にホテルやリゾートを展開するグループのCEOであるはる君は、国内外を飛び回りながら運営会議や新規リゾート開発の判断をこなしている。海外視察で数日日本を空けることも珍しくないほどだ。本来なら、こうしたひとつのイベント案件に細かく関わっている余裕なんてないはずなのに。
だけど、はる君はそんな私を静かに見た。
「みのり……今回のイベントは、大道寺としてもかなり力を入れている案件なんだ。ドレスもそうだがイベント全体がブランドの新しいイメージにも関わる。だから、現場の状況も、できるだけ自分の目で把握しておきたい。鶴岡さんにも、そう報告していいから」
そう言って彼は立ち上がる。
穏やかな声だけれど、その言葉にははっきりとした意志がこもっていた。きっと、私たち向坂側を気遣っているのだろうけれど、このイベントに力を入れていて妥協したくない気持ちも嘘ではないのだろう。
「……ありがとう、はる君」
素直に受け入れた私を見て、はる君はふっと表情を緩めた。
思わず敬語になってしまう。
世界各地にホテルやリゾートを展開するグループのCEOであるはる君は、国内外を飛び回りながら運営会議や新規リゾート開発の判断をこなしている。海外視察で数日日本を空けることも珍しくないほどだ。本来なら、こうしたひとつのイベント案件に細かく関わっている余裕なんてないはずなのに。
だけど、はる君はそんな私を静かに見た。
「みのり……今回のイベントは、大道寺としてもかなり力を入れている案件なんだ。ドレスもそうだがイベント全体がブランドの新しいイメージにも関わる。だから、現場の状況も、できるだけ自分の目で把握しておきたい。鶴岡さんにも、そう報告していいから」
そう言って彼は立ち上がる。
穏やかな声だけれど、その言葉にははっきりとした意志がこもっていた。きっと、私たち向坂側を気遣っているのだろうけれど、このイベントに力を入れていて妥協したくない気持ちも嘘ではないのだろう。
「……ありがとう、はる君」
素直に受け入れた私を見て、はる君はふっと表情を緩めた。