お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
「君がまたどんなに自信がないっていっても、俺は何度でも伝える。俺のみのりは世界一可愛いって。誰とも比べられないくらい、特別な存在なんだって……何度でも教えるよ」

 
 今にも泣いてしまいそうなほど切実な顔で、はる君が私の頬に手を伸ばした。心臓が掴まれたみたいに苦しくなる。
 
 私も同じ気持ちだ。はる君が好き。他の誰かではいけない。はる君だけが、私にとって特別で、大切な存在なんだ。私を大切にしてくれる彼を、私も同じように誰よりも大切にしたい。

 言葉にならない想いをすべて込めて、彼の背中をきつく抱きしめ返した。

 はる君が私をさらに強く引き寄せ、逃げ場のない嵐のような情熱で包み込んでいく。
 
 押し寄せる幸福感と熱い波のなかで、私はただはる君に縋りつき、大きな愛の渦に呑み込まれていった。

 やがて、私のなかを甘い戦慄が駆け抜け、頭の中が真っ白に染め上げられる。
 
 互いのすべてを捧げ合うように、ふたりの心と体が、ゆっくりと完全に溶け合っていった――


 ◇◇◇



 寝室のカーテンの隙間からは、朝日が差し込んでいる。
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