お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
 ぼんやり目を開くと、目の前には、私を腕の中に抱き込んだまま、すうすうと穏やかな寝息を立てるはる君の端整な顔があった。長い睫毛が静かに伏せられ、いつもより無防備であどけない。

 それを見つめながら、昨夜の記憶が、途端に蘇った。

 ……そうだ。昨夜――

 かぁっと全身が熱くなる。

 いくら抑えれなかったとはいえ、自分から求めてしまった。なんて恥ずかしいことをしてしまったのだろう……
 思い返すだけで転げ回りたくなるのに、不思議なくらい心は満たされていた。

 あのあと、どうにか遅めの夕食とお風呂をいただいて、その後も、また甘やかされるように求められていたところまでは覚えているのだけれど、いつの間にか眠ってしまったらしい。

 今の私は、はる君の大きめのTシャツ一枚を着せられた状態で、彼の腕の中に収まっている。肌がさらりとしているところを見ると、眠っている間に綺麗にしてくれたのだろう。いつの間に着替えたのか、はる君はすでにパジャマ姿だった。

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