お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
 眠っている間に色々世話を焼かれていたのだと思うと、恥ずかしいやら申し訳ないやらで落ち着かないけれど、それ以上に胸の奥がじんわり温かかった。

 そうしてじっと見つめていると、起きている気配を感じたのか、はる君の睫毛がふっと揺れる。


「ん……みの、り……?」


 低い声が、まだ少し寝ぼけたまま落ちてきた。何度か瞬きをして腕の中の私を確認すると、はにかむように笑ってくれた。


「おはよ」
「……おはよう」


 柔らかな体温が、私の存在を確かめるみたいに腕の力を少し強める。

 私はドキドキしながらそれを受け入れ、胸の奥が温かくなるのを感じた。

 恥ずかしいけれど……なんだか恋人みたい。

 ふと、夢心地で浮かれたところで、ハッと我に返った。

 ……そういえば、私、はる君に〝好き〟って、伝えたっけ……?

 背中をヒヤリとさせながら、回想する。

 これからに向けての自分の決意は伝えたような気がする……。けれどもそのあとはベッドにえっちする流れになってしまい、結局何も伝えていないような……?

 っていうか、伝えてもないのに、私、〝シたい〟なんて言ったのおお――……!?


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