お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
昔から陸君は、リゾートホテル経営そのものよりも、土地開発や事業計画といった不動産分野に強い関心を持っていた。数字にも交渉にも強く、物事を大きく動かす才覚があると評価されていて、大道寺社長の弟である隼人社長のもとで、実践的に学ぶ機会も多かったそうだ。
隼人社長にも二人のお子さんがいるそうだが、まだみんな学生で今のところ経営の道に進む予定はないらしい。だからこそ、ホテル事業にははる君が、不動産事業には陸君が、それぞれ若くして抜擢されているのだと聞いたことがある。
はる君もまた、私と離れていた数年間、その現場で経験を積んでいたらしいけれど、少し前、苦笑まじりにこう零していた。
『向いてるのは陸のほうだよ。俺は数字より、人の笑顔を見る仕事のほうが性に合ってるかな』
たしかに、人の感情の変化や、目の前の相手を喜ばせることに誰より敏感なはる君には、ホテル事業のほうが合っている気がする。
双子でありながら、それぞれ違う強みを持ち、お互いに足りない部分を自然に補い合っているところも、なんだか兄弟らしかった。
隼人社長にも二人のお子さんがいるそうだが、まだみんな学生で今のところ経営の道に進む予定はないらしい。だからこそ、ホテル事業にははる君が、不動産事業には陸君が、それぞれ若くして抜擢されているのだと聞いたことがある。
はる君もまた、私と離れていた数年間、その現場で経験を積んでいたらしいけれど、少し前、苦笑まじりにこう零していた。
『向いてるのは陸のほうだよ。俺は数字より、人の笑顔を見る仕事のほうが性に合ってるかな』
たしかに、人の感情の変化や、目の前の相手を喜ばせることに誰より敏感なはる君には、ホテル事業のほうが合っている気がする。
双子でありながら、それぞれ違う強みを持ち、お互いに足りない部分を自然に補い合っているところも、なんだか兄弟らしかった。