お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
どうにか吹き出しそうになるのを留めた。傍にあったナフキンで、口元を押さえる。
は、はる君、あのこと言ったんだ……
最後に会った決起会の翌朝、あとから仕事で陸君とリモート会議をすると言っていたから、そのときにでも話したのだろう。
はる君と陸君は、昔からとても仲がいい。おそらく、私たちが付き合っていたことも、別れたことも知っているだろう。
はる君は、私との復縁を報告する流れで伝えたのだろうけれど、とても申し訳ない気持ちになった。
「あれは、陸君のせいじゃないよ。私がきちんとはる君に確認すればよかったことで――」
「そんなことないよ」
陸君は私の言葉を遮るように首を横に振る。
「……俺、兄さんとみのりちゃんが付き合ってるって聞いてたんだ。それなのに、つい真面目な兄さんをからかうつもりで押しつけて、それを見つけたときのみのりちゃんの気持ちとかぜんぜん考えていなかった。無神経なことしていたことに変わりはないよ。それに加え、俺と兄さんの会話でも誤解もさせてしまったみたいだし……ふたりのことは、誰よりも応援していたはずなのに、引き裂くようなことをして――」
は、はる君、あのこと言ったんだ……
最後に会った決起会の翌朝、あとから仕事で陸君とリモート会議をすると言っていたから、そのときにでも話したのだろう。
はる君と陸君は、昔からとても仲がいい。おそらく、私たちが付き合っていたことも、別れたことも知っているだろう。
はる君は、私との復縁を報告する流れで伝えたのだろうけれど、とても申し訳ない気持ちになった。
「あれは、陸君のせいじゃないよ。私がきちんとはる君に確認すればよかったことで――」
「そんなことないよ」
陸君は私の言葉を遮るように首を横に振る。
「……俺、兄さんとみのりちゃんが付き合ってるって聞いてたんだ。それなのに、つい真面目な兄さんをからかうつもりで押しつけて、それを見つけたときのみのりちゃんの気持ちとかぜんぜん考えていなかった。無神経なことしていたことに変わりはないよ。それに加え、俺と兄さんの会話でも誤解もさせてしまったみたいだし……ふたりのことは、誰よりも応援していたはずなのに、引き裂くようなことをして――」