お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
しかも相手は鶴岡さんだ。仕事で信頼している相手だが、だからこそ緊張するし、失敗するのが怖い。
「だから、その……」
会社が窮地なのはわかる。でも、少しだけでもいい。せめて考える時間が――
「――よし、わかった。この件、いったん俺に預けてもらってもいい?」
私が言葉を続けるより先に、陸君がそう切り出した。
「……え?」
思わず言葉を止め、鶴岡さんと顔を見合わせる。
鶴岡さんも状況を飲み込めていないのか、軽く目を瞬かせていた。
一方の陸君は、さっきまでの空気を吹き飛ばすような満面の笑みを浮かべている。
私を気遣ってくれた、というより、どこか妙案を思いついたような確信めいた表情だ。
「ちょっといいことを思いついてね? 当たってみたいところがあるんだ」
誰か候補者を思いついたのだろうか……? 軽い口調なのに不思議と迷いがない。
「それは別に構いませんが……」
むしろ助かる提案ではある。けれど、あまりに突然すぎて、鶴岡さんの返事もどこか歯切れが悪い。
「だから、その……」
会社が窮地なのはわかる。でも、少しだけでもいい。せめて考える時間が――
「――よし、わかった。この件、いったん俺に預けてもらってもいい?」
私が言葉を続けるより先に、陸君がそう切り出した。
「……え?」
思わず言葉を止め、鶴岡さんと顔を見合わせる。
鶴岡さんも状況を飲み込めていないのか、軽く目を瞬かせていた。
一方の陸君は、さっきまでの空気を吹き飛ばすような満面の笑みを浮かべている。
私を気遣ってくれた、というより、どこか妙案を思いついたような確信めいた表情だ。
「ちょっといいことを思いついてね? 当たってみたいところがあるんだ」
誰か候補者を思いついたのだろうか……? 軽い口調なのに不思議と迷いがない。
「それは別に構いませんが……」
むしろ助かる提案ではある。けれど、あまりに突然すぎて、鶴岡さんの返事もどこか歯切れが悪い。