お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
「この件は責任持ってこっちで処理するから。ふたりは、現状のまま予定通りブライダルイベントの方進めておいてほしい。決まったらちゃんと連絡するし、それまでの情報共有は、俺の方に入れてくれて構わないから」
色々と聞きたいことはあった。けれど、あまりにも迷いなく言い切られてしまって、口を挟む隙がない。
しかも陸君は、事業こそ違えど大道寺グループ側の経営陣だ。ここまで断言されてしまえば、私たちに強く否定できる立場でもなかった。
結局、私と鶴岡さんは戸惑いながら顔を見合わせ、その申し出に頷くしかなかった。
「じゃ、話もまとまったし、俺はそろそろ戻るよ」
陸君はいつもの人懐っこい笑みを浮かべると、スマートフォンでどこかに電話をしながら、軽やかな足取りでラウンジを後にしていく。
正直、少しだけ安心してしまった自分がいた。同時に、逃げるように安堵してしまった自分が、少しだけ情けなくも感じた。
遠ざかっていく陸君の背中を、複雑な気持ちで見送った。
厄介な困りごとを引き受けてくれたのはありがたいが、陸君はいったい何を考えているんだろう……?
色々と聞きたいことはあった。けれど、あまりにも迷いなく言い切られてしまって、口を挟む隙がない。
しかも陸君は、事業こそ違えど大道寺グループ側の経営陣だ。ここまで断言されてしまえば、私たちに強く否定できる立場でもなかった。
結局、私と鶴岡さんは戸惑いながら顔を見合わせ、その申し出に頷くしかなかった。
「じゃ、話もまとまったし、俺はそろそろ戻るよ」
陸君はいつもの人懐っこい笑みを浮かべると、スマートフォンでどこかに電話をしながら、軽やかな足取りでラウンジを後にしていく。
正直、少しだけ安心してしまった自分がいた。同時に、逃げるように安堵してしまった自分が、少しだけ情けなくも感じた。
遠ざかっていく陸君の背中を、複雑な気持ちで見送った。
厄介な困りごとを引き受けてくれたのはありがたいが、陸君はいったい何を考えているんだろう……?