お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
【はは、みのりを狙う虫がいるから俺が守ってあげないとって思っただけだから、気にしなくていいんだよ】


 ……そんな話には聞こえなかったけれど。はる君は、どうにもよくわからない話を虫ネタにつなげるのがお好きらしい。まあ、なんでもないのなら、それに越したことはない。


【――でも、そのモデルの件を陸から聞いたときに、気になったことがあるんだけど……聞いていいかな?】
「え? うん?」


 はる君は、改まるようにひとつ質問をしてきた。


【みのりが、陸の提案を断ったのは、前に俺に打ち明けてくれたことが、原因かな……?】


 内心びくりとした。

 ……はる君は、ちゃんと覚えている。

 決起会に行くとき、私は自分のコンプレックスから体のラインが出るようなドレスが苦手だと言うことを、彼に伝えていた。私の体の悩みをすでに知っていた彼なら、少なからずわかってくれるかと思って。彼のなかで、すぐにそれが私が断った理由と結びついたのだ。


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