お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
その沈黙に、やっぱり変なことを言ってしまっただろうか……と不安になりかけた瞬間、彼が小さく笑った。
「……まずいな。嬉し過ぎて、言葉が出てこなくて」
どこか堪えるような声音に、胸が熱を帯びる。
頬と耳をほんの少し、赤くしている。そんな顔、初めて見たかもしれない。
「ありがとう、みのり。……正直、君のことは俺がすべてひとり占めしたい気持ちだけど……君が後悔しないくらい、君に似合う衣装を選ぶよ」
そっと繋がれた手から、甘い期待と緊張が胸いっぱいに広がっていく。
静かだった空気が、ゆっくりと動き出した。
◇◇◇
「足元に、気を付けて……」
はる君の手を借りて、ドキドキしながら車を降りると、夕方のヒンヤリした風が肌を包み込んだ。
空はまだ大半が爽やかな青に包まれているが、時刻はもうじき五時をさす頃合いだ。
慣れない衣装に全然落ち着かないけれど、それでも一歩踏み出している自分がいることに、ほんの少しだけ驚いていた。
ふと視線を上げると、はる君が、満ち足りたようなやわらかな表情で私を見つめていた。
「はる君、見すぎだよ……」
「……まずいな。嬉し過ぎて、言葉が出てこなくて」
どこか堪えるような声音に、胸が熱を帯びる。
頬と耳をほんの少し、赤くしている。そんな顔、初めて見たかもしれない。
「ありがとう、みのり。……正直、君のことは俺がすべてひとり占めしたい気持ちだけど……君が後悔しないくらい、君に似合う衣装を選ぶよ」
そっと繋がれた手から、甘い期待と緊張が胸いっぱいに広がっていく。
静かだった空気が、ゆっくりと動き出した。
◇◇◇
「足元に、気を付けて……」
はる君の手を借りて、ドキドキしながら車を降りると、夕方のヒンヤリした風が肌を包み込んだ。
空はまだ大半が爽やかな青に包まれているが、時刻はもうじき五時をさす頃合いだ。
慣れない衣装に全然落ち着かないけれど、それでも一歩踏み出している自分がいることに、ほんの少しだけ驚いていた。
ふと視線を上げると、はる君が、満ち足りたようなやわらかな表情で私を見つめていた。
「はる君、見すぎだよ……」