お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
 けれど、周囲の言葉を聞くたびに、自信がなくなっていくのも否めなかった。
 そして何より、この頃の私は、はる君との関係が進まないことにも、酷く悩んでいたのだ。

 
 高等部に入ってすぐに密かに交際をはじめたはる君とは二年以上が経過していたのに、手を繋いだり、たまに軽く抱きしめられるくらいで、それ以上に進むことが無かった。

 同級生で恋人を持つ友人のなかには、キスをしたりそれ以上の関係に進んでいる子も多かったのに、私はキスすらしていない。

 はる君はとても紳士的だし超がつくほど真面目な性格だ。よく頭が硬いなど陸君によくからかわれている節はあるけれども、それも真面目であるが故だ。
 だから大切にしてくれていると思わないでもないが……大好きな人に求めてもらえない事実は、私の悩みにも拍車をかけていた。

 やっぱり、私に魅力がないからだよね……? 

 そんな不安に駆られた私は、彼の本心を知りたい一心で言ってしまったのだ。


「はる君は、私とじゃ……キスとか、それ以上のこともシたくない……?」


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