お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
その響きだけで、お腹の奥がじんわりと熱を帯びていく。
もう一度見つめ合った私たちの瞳には、隠しきれない熱が宿っていた。
◇◇◇
「みのり……」
客室の扉にロックがかかると同時に、まるでそれが合図みたいに強く引き寄せられた。
ここに来るまでの紳士的な余裕が嘘のように、熱い舌が差し込まれ、口内を性急に貪られる。
せっかく予約してくれたフレンチのコースも、さっきまではあんなに美味しいと微笑み合っていたのに、今はもう味なんて思い出せない。広いエントランスに、欲情したふたりの切ない吐息とキスの水音だけが、やたらと大きく響いていた。
「……悪いけど、もう、ベッドまで連れて行く余裕がない」
「あ……」
本当はシャワーくらい浴びたいと思ったけれど、はる君の瞳は飢えた獣のようにぎらぎらと輝いていて、背筋がゾクリとした。
『エグゼクティブスイート』と書かれていたこの部屋の贅沢さを確かめる余裕なんて、彼にはひとかけらも残っていないみたいだ。
もう一度見つめ合った私たちの瞳には、隠しきれない熱が宿っていた。
◇◇◇
「みのり……」
客室の扉にロックがかかると同時に、まるでそれが合図みたいに強く引き寄せられた。
ここに来るまでの紳士的な余裕が嘘のように、熱い舌が差し込まれ、口内を性急に貪られる。
せっかく予約してくれたフレンチのコースも、さっきまではあんなに美味しいと微笑み合っていたのに、今はもう味なんて思い出せない。広いエントランスに、欲情したふたりの切ない吐息とキスの水音だけが、やたらと大きく響いていた。
「……悪いけど、もう、ベッドまで連れて行く余裕がない」
「あ……」
本当はシャワーくらい浴びたいと思ったけれど、はる君の瞳は飢えた獣のようにぎらぎらと輝いていて、背筋がゾクリとした。
『エグゼクティブスイート』と書かれていたこの部屋の贅沢さを確かめる余裕なんて、彼にはひとかけらも残っていないみたいだ。