お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
プールサイドに座る私に、はる君はフロックコートを脱いで私の肩にばさりとかけると、手にしていたその箱を、ゆっくり私に見せるように開いた。
開かれたベルベットの箱のなかには、細くなめらかなプラチナのリングに支えられた一粒のダイヤモンドが、水面の光を受けて静かに煌めいていた。
華美な装飾なんてないのに、目を奪われるほど美しくて……水滴をまとったその輝きは、確かな存在感を放っていた。
さっき、撮影のあと時間がほしいって言った理由が……彼の〝話〟がなんなのか……もうわかってしまった。
はる君は箱を私の隣へ置くと、濡れたままの手でリングを取り、もう片方の手で、そっと私の左手をすくい上げる。
まっすぐ向けられた眼差しから、もう、目が離せなかった。
「この前、みのりがうちに来た日、〝将来を考えるときは〟って言ってくれてすごく嬉しかった。だからって、まだ早いのはわかってる。でも、この先何十年、何百年たっても、俺の、君を想う気持ちだけは、何があっても変わらないから――」
開かれたベルベットの箱のなかには、細くなめらかなプラチナのリングに支えられた一粒のダイヤモンドが、水面の光を受けて静かに煌めいていた。
華美な装飾なんてないのに、目を奪われるほど美しくて……水滴をまとったその輝きは、確かな存在感を放っていた。
さっき、撮影のあと時間がほしいって言った理由が……彼の〝話〟がなんなのか……もうわかってしまった。
はる君は箱を私の隣へ置くと、濡れたままの手でリングを取り、もう片方の手で、そっと私の左手をすくい上げる。
まっすぐ向けられた眼差しから、もう、目が離せなかった。
「この前、みのりがうちに来た日、〝将来を考えるときは〟って言ってくれてすごく嬉しかった。だからって、まだ早いのはわかってる。でも、この先何十年、何百年たっても、俺の、君を想う気持ちだけは、何があっても変わらないから――」