お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
今すぐプールの底に沈むか、この場から逃げ出したい……!
「……参ったな。途中から完全に、ふたりだけの世界に入り込んでいた」
さすがのはる君も、これには照れくさそうに濡れた前髪を掻き上げ、苦笑いしている。
――は、恥ずかしすぎる……!
私は、両手で顔を覆い顔を上げられずにいた。すぐ頭の上から愛おしげな低い笑い声が聞こえた。
「……みのりを前にすると、いつも余裕がなくなって周囲が見えなくなる。これは俺の、一生治らない悪い癖だな」
おずおずと指の隙間から視線だけを上げると、はる君は困ったように眉を下げて笑いながら、それでも世界で一番幸せそうな顔をして、水中で私の手をぎゅっと握り直してくれた。
「……恥ずかしがらせてごめんね。でも、最高の返事をありがとう、みのり」
――ちょっぴり。ううん、とんでもなく恥ずかしいハプニングになってしまったけれど。
南国の青空の下、たくさんの祝福の拍手に包まれながら、私は彼の濡れたフロックコートに顔を埋めた。
そして、繋いだ手をぎゅうっと握り返す。
「……参ったな。途中から完全に、ふたりだけの世界に入り込んでいた」
さすがのはる君も、これには照れくさそうに濡れた前髪を掻き上げ、苦笑いしている。
――は、恥ずかしすぎる……!
私は、両手で顔を覆い顔を上げられずにいた。すぐ頭の上から愛おしげな低い笑い声が聞こえた。
「……みのりを前にすると、いつも余裕がなくなって周囲が見えなくなる。これは俺の、一生治らない悪い癖だな」
おずおずと指の隙間から視線だけを上げると、はる君は困ったように眉を下げて笑いながら、それでも世界で一番幸せそうな顔をして、水中で私の手をぎゅっと握り直してくれた。
「……恥ずかしがらせてごめんね。でも、最高の返事をありがとう、みのり」
――ちょっぴり。ううん、とんでもなく恥ずかしいハプニングになってしまったけれど。
南国の青空の下、たくさんの祝福の拍手に包まれながら、私は彼の濡れたフロックコートに顔を埋めた。
そして、繋いだ手をぎゅうっと握り返す。