お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
 力強く抱きしめてくれるはる君の逞しい腕。背中からダイレクトに伝わる、彼の激しい鼓動。大好きな人のすべてに包まれながら、全身を激しく震わせた。

 ――六年前、傷つくのが怖くて、彼のもとから逃げてしまった。
 けれど、はる君は何度だって私に手を差し伸べ、歩調を合わせて一緒に歩いてくれた。

 ……まだ胸を張れるほど自信のある私じゃないけれど……それでも、もう二度と逃げたりしない。
 はる君が信じてくれた私を、私も信じたいから。
 守られるだけじゃなく、今度は私も彼を支えながら、隣を歩いていきたいから――


「……みのり、これからも、よろしくね」
「こちらこそ。はる君。大好き」


 もう二度と離さないように。離れないように。
 私は、愛しい大好きなその人を、ぎゅうっと力いっぱい抱きしめ返した。

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