お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
空白の六年間の近況報告にならないことくらい最初からわかっていたのに、熱を帯びたような瞳で見つめられて、うまく息が出来なくなる。
とはいえ、理由なんて言うまでもなく、はる君が一番知っているはずだ。私は逃げるように視線を逸らした。
「……そもそもなんで、私があそこにいるって――」
いまさら話して、はる君を責めたいわけじゃない。昔のことを掘り返したくないし、何より、あんなふうに自信をなくして、ひとりで傷ついていたことを、彼に知られたくなかった。
自分のコンプレックスや、自信のなさまで知られてしまう気がして……
はる君はわずかに目を細めたものの、ひとまず追及はせず、ここに至るまでの経緯を教えてくれた。
「三日くらい前にちょうど日本に帰って来たんだ。それで、実家にいるときに、みのりと電話している姉さんの声が聞こえてきたんだ」
聞きながら、私も記憶をたどる。
優梨ちゃんとは居酒屋での約束のあと、今日の予定の確認のために、数日前に電話をしていた。まさかその会話を、たまたま実家へ戻っていたはる君が聞いているなんて、思いもしなかった。
とはいえ、理由なんて言うまでもなく、はる君が一番知っているはずだ。私は逃げるように視線を逸らした。
「……そもそもなんで、私があそこにいるって――」
いまさら話して、はる君を責めたいわけじゃない。昔のことを掘り返したくないし、何より、あんなふうに自信をなくして、ひとりで傷ついていたことを、彼に知られたくなかった。
自分のコンプレックスや、自信のなさまで知られてしまう気がして……
はる君はわずかに目を細めたものの、ひとまず追及はせず、ここに至るまでの経緯を教えてくれた。
「三日くらい前にちょうど日本に帰って来たんだ。それで、実家にいるときに、みのりと電話している姉さんの声が聞こえてきたんだ」
聞きながら、私も記憶をたどる。
優梨ちゃんとは居酒屋での約束のあと、今日の予定の確認のために、数日前に電話をしていた。まさかその会話を、たまたま実家へ戻っていたはる君が聞いているなんて、思いもしなかった。