お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
『――あれを見て、再確認した。もう〝みのり〟に固執するのはやめようと思ったよ』
彼は私がこの本心を聞いているとは知らない。だからこそ、後味の悪い別れ方をした私を気遣って、そんなことを言っているのかもしれないけれど、あの日の言葉を聞いてしまった私には、素直に信じることなんてできなかった。
心で小さく首を振った。
「……はる君がここに来た経緯はわかったけど、まだ好きとか、戻りたいとか……ちょっと、唐突すぎるよ……気のせいかもしれないよ? もう、六年も経ったんだし。そもそもはる君は、恋人がいるんじゃないの?」
私は、何度か深呼吸で心を落ち着けたあと、笑顔ではる君の言葉を交わした。
きっと、たまたま優梨ちゃんと私が電話で話しているのを聞いて、昔を懐かしく思ったのだろう。それで楽しかったころを思い出して、少しだけ心地よく感じただけなのだ。
何より、はる君ほどの素敵な人なら、すでに新しい恋人がいてもおかしくない。あの時、もう私に固執しないと言っていたのだから。
「恋人がいたら、みのりにこんなことを言わないよ。唐突になるのは、みのりがずっと俺を避けていたからでもあるよね?」
彼は私がこの本心を聞いているとは知らない。だからこそ、後味の悪い別れ方をした私を気遣って、そんなことを言っているのかもしれないけれど、あの日の言葉を聞いてしまった私には、素直に信じることなんてできなかった。
心で小さく首を振った。
「……はる君がここに来た経緯はわかったけど、まだ好きとか、戻りたいとか……ちょっと、唐突すぎるよ……気のせいかもしれないよ? もう、六年も経ったんだし。そもそもはる君は、恋人がいるんじゃないの?」
私は、何度か深呼吸で心を落ち着けたあと、笑顔ではる君の言葉を交わした。
きっと、たまたま優梨ちゃんと私が電話で話しているのを聞いて、昔を懐かしく思ったのだろう。それで楽しかったころを思い出して、少しだけ心地よく感じただけなのだ。
何より、はる君ほどの素敵な人なら、すでに新しい恋人がいてもおかしくない。あの時、もう私に固執しないと言っていたのだから。
「恋人がいたら、みのりにこんなことを言わないよ。唐突になるのは、みのりがずっと俺を避けていたからでもあるよね?」