お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
 本当に嬉しそうなその笑顔に、言葉を失ってしまった。
 
 な、なんで……
 
 
「そんな気分にならないわけないでしょう? 俺は、みのりだから触れたいって思うんだ。ここだって、もう……こんなになってる……」


 信じられない気持ちではる君を見つめていると、彼は私の右手を取って、自分のソコに導いた。
 手のひらに触れた感触に、ぶわっと全身から熱が吹き出そうになった。

 
「みのりが好きで……君に触れたいと思っているから、こうなってるんだよ」
 

 あからさまに言葉にされて恥ずかしいのと、やはり信じられない気持ちでいっぱいで「え、あ……」と油切れのロボットのようなおかしな声しか出てこない。


「でも、逃げると思われていたなんて、許せないな……。ここで止まってあげようと思ったけど、やっぱりやめてあげない――」

 
 はる君は低く笑うと、逃げ場をなくすように私を深く組み伏せ、下方に手を伸ばした。

 
「……ちゃんと誰に愛されたのかを覚えておいて。もう、俺から逃げようなんて考えられないように、俺の気持ち、全部残さず刻みつけるから」

 
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