お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
 陵介さんの視線はたまに鋭くて怖いときがあったが……両家の両親たちにも俺がみのりを特別に扱う様子が伝わっていたのだろう。隙があれば、よくそんなことを言われていた。

 当然俺も、みのりを守るのは俺の役目だと思っていたし、誰にも譲りたくないと思っていた。

 そうした幼少期を過ごし、俺が初等部に入って三年ほどしたころだろうか。
 みのりは姉のみさとが通う女子校ではなく、俺の通う初等部に入学してきた。

 俺のなかにあるこの彼女を大切に思う気持ちが好意であることに気づいたのは、おそらく、この頃だ。


『みのり、同じ学校だね。嬉しいな』


 同じ学校に通えて嬉しいと告げた俺に向かって、無邪気な彼女は言ってくれたんだ。


『私も……嬉しい。実はね、はる君とおんなじ学校に行きたいって、お父さんとお母さんに、お願いしたんだ。はる君とずっと一緒にいられたら、すっごく素敵だなあと思って……!』


 純粋で真っすぐで、無垢な瞳。頬を赤らめながら『ずっと一緒に』と紡がれた言葉に、俺は心を射抜かれ悶えた。

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