お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
自宅が近いことから、時間が合えば登下校をともにしたり、放課後にお互いの家で勉強時間をすることも多かった。
みのりは勉強熱心で、努力を努力と思わないタイプだった。俺もまた、いずれ大道寺を背負う立場として、判断に迷わないだけの知識と考える力は必要だと思っていたから、時間が合えば一緒に勉強するのが当たり前になっていた。
そして、初等部の低学年だった俺たちは、いつしか制服を変え、中等部、高等部へと進んでいったが、それでも俺の隣にはいつもみのりがいた。
しかし、確実に俺の気持ちは彼女に向かって高まっていたのに、父に似てヘタレな俺は今の関係を壊すのが怖くて、その想いを口にすることが出来なかった。
みのりが俺を嫌っているとは思わないが、万が一この関係が崩れてしまうくらいなら、今の関係を維持していたほうがいい。唯一俺の恋心を伝えている弟の陸は、何度も背中を押してくれたが、俺にはまだ決断する覚悟が足りなかった。
だが、みのりが高等部に進学し、十六歳の誕生日を過ぎた頃だっただろうか。まさかの彼女のほうからアクションがあった――
『はる君が、好き……』
みのりは勉強熱心で、努力を努力と思わないタイプだった。俺もまた、いずれ大道寺を背負う立場として、判断に迷わないだけの知識と考える力は必要だと思っていたから、時間が合えば一緒に勉強するのが当たり前になっていた。
そして、初等部の低学年だった俺たちは、いつしか制服を変え、中等部、高等部へと進んでいったが、それでも俺の隣にはいつもみのりがいた。
しかし、確実に俺の気持ちは彼女に向かって高まっていたのに、父に似てヘタレな俺は今の関係を壊すのが怖くて、その想いを口にすることが出来なかった。
みのりが俺を嫌っているとは思わないが、万が一この関係が崩れてしまうくらいなら、今の関係を維持していたほうがいい。唯一俺の恋心を伝えている弟の陸は、何度も背中を押してくれたが、俺にはまだ決断する覚悟が足りなかった。
だが、みのりが高等部に進学し、十六歳の誕生日を過ぎた頃だっただろうか。まさかの彼女のほうからアクションがあった――
『はる君が、好き……』