お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
 彼女を気遣い節度のある付き合いを心掛けてきたが、俺のその考えがみのりに不安を与えていたのだ。

 みのりはここ最近、俺と一緒に過ごしているとき、ほんの少しだけ居心地の悪そうに視線を落とすときがあった。尋ねても決して理由を口にしなかったが、もしかしたら、このせいで不安にさせていたのかもしれない……大切にしているつもりなのに、それに気付けない自分が悔しかった。それと同時に俺のなかで熱く激しい感情がこみ上げてきた。

 みのりが、俺を求めてくれているという高揚感。そして、体中の血液がさわめき腹の奥が熱くなる衝動。気を抜けば、今ここで溢れてしまいそうで、もう自分を留めることができなかった。


『みのり、それは……意味をわかって聞いてるんだよね……?』


 俺は後悔させたくない思いで、真剣に彼女を見つめもう一度を気持ちを確認した。
 秘めていた欲が顔を覗かせ、今にも彼女に手が伸びてしまいそうなのを抑えていた。きっとその目を見て少し驚いた表情の彼女には。俺が飢えた獣にでも映ったのだろう。

 でも、誰よりも大切な彼女に求められる喜びに、どうかしてしまいそうだった。


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