お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
あの頃よりも、さらにすらりと伸びた背。透けるように白い肌。小さな顔を包み込む前下がりのボブヘアの奥で、変わらない輝きを宿した大きな瞳が、ともに歩く上司と思しき男を見上げ、柔らかに微笑んでいる。
俺は、呼吸をするのも忘れて見つめていた。
みのりだ……
ひと目見ただけで、それまでどうにか抑え込んでいた感情が溢れ出るのを感じた。
気持ちを断ち切らなければと思いここまで過去から目を背けるように仕事に没頭してきた。心配された陸に何度か新しい恋路を勧められたが、誰と向き合っても彼女の面影が消えることはなく、うまくいくはずもなかった。
仕事の忙しさに身を預けている限り、俺は前に進めている……そう思い込むことができた。
それなのに……結局、俺はあのときから、一歩も前に進めていないことを思い知らされた。
『悠? どうかした?』
思わず、彼女の方へ足が前に出たが、その瞬間。先に車に乗り込んでいた隼人さんに、不思議そうに名前を呼ばれた。
俺ははっと我に返った。
俺はもう一度だけ、彼女のいた方向へ視線を投げ、一旦、仕事へと頭を切り替えた。
俺は、呼吸をするのも忘れて見つめていた。
みのりだ……
ひと目見ただけで、それまでどうにか抑え込んでいた感情が溢れ出るのを感じた。
気持ちを断ち切らなければと思いここまで過去から目を背けるように仕事に没頭してきた。心配された陸に何度か新しい恋路を勧められたが、誰と向き合っても彼女の面影が消えることはなく、うまくいくはずもなかった。
仕事の忙しさに身を預けている限り、俺は前に進めている……そう思い込むことができた。
それなのに……結局、俺はあのときから、一歩も前に進めていないことを思い知らされた。
『悠? どうかした?』
思わず、彼女の方へ足が前に出たが、その瞬間。先に車に乗り込んでいた隼人さんに、不思議そうに名前を呼ばれた。
俺ははっと我に返った。
俺はもう一度だけ、彼女のいた方向へ視線を投げ、一旦、仕事へと頭を切り替えた。