お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
 俺の何が、彼女を傷つけたのかはわからないが、それでも――許しを乞い、やり直したい。




 そこから決意した俺は動き出した。

 現在隼人さんと取り組む、大規模な商業施設の開発に区切りをつけ、最速で帰国ができるようにする。
 帰国後には自然な形で彼女と顔を合わせられるよう、シンガポールのブライダルエリアのリニューアルを理由に、大規模なブライダルイベントを企画した。

 父から何らかの宣伝案を求められていたから、ちょうど良かった。
 そして、正式な帰国まで父が俺の名を出さなかったことも、みのりを次の大道寺とのイベントに配置しようとしていた陵介さんの采配も幸運だった。

 それなのに、姉さんは予想外の動きをしてくれた……


『――あ、みのりちゃん? 三日後の婚活パーティーのことなんだけど――』


 こ、こ、婚活パーティーだと――……!?

 帰国して三日。たまたま実家を訪れたときだった。聞こえて来たとんでもない電話での会話に、ギョっとした。

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