お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
 俺はどうにか自分の持つ情報網を使って姉さんとみのりが参加しようとしている会場をつきとめ、仕事に区切りをつけみのりのもとへ走った。

 ――絶対に、他の男には渡さない。もう、後悔はしたくない。
 
 
 ◇◇◇


 カーテンから朝日が差し込み、腕の中にいる彼女の寝顔を照らす。

 少しだけあどけない無防備なその寝顔は、一晩中見ていても飽きることはなかった。

 ……名残惜しいが、問題はこれからか。

 髪を撫で腕の中に抱きしめなおす。


「まずは、理由を聞かせてもらわないとな……もう逃がさないから、覚悟してね、みのり」


 わからないなら、暴くしかない。

 どんなに拒まれたって、もう、俺の目には、みのりしか映らない。諦められるわけがないんだ。

 彼女がいない世界なんて、俺にはなんの価値もない――


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