お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
ひえっ!? ちょっと……!
「じゃあね~」と手を振りながら去っていく父は、どう見てもこの状況を面白がっていた。
『いつのまに、仲直りしたの?』的な、その興味津々の顔は、心の底からやめてほしい。
昔から父も母も、大道寺家の三きょうだいを自分の子どものように可愛がっていた。特に真面目で誠実なはる君への信頼度は高くて……それでもって、私とはる君が付き合っていたことも、その後別れたことも、おそらく察している……。仲直りの兆候が見えたならば、両手を振って送り出したいところなのだろう。
気づけば、エントランスには私とはる君だけが取り残されていた。
……非常に居心地が悪い。悪すぎる。
そんな私を見て、はる君は困ったように笑うと、自らのスーツの胸元へ手を伸ばした。
「はは、陵介さんに気を遣わせちゃったかな……。引き止めて悪いね。でも、こうでもしないと、みのりは会ってくれなさそうだったから」
さすが、幼馴染。私の考えは、お見通しのようだ。
そして、胸元のポケットから一枚のカードを取り出し、私に差し出した。
「これ……」
「じゃあね~」と手を振りながら去っていく父は、どう見てもこの状況を面白がっていた。
『いつのまに、仲直りしたの?』的な、その興味津々の顔は、心の底からやめてほしい。
昔から父も母も、大道寺家の三きょうだいを自分の子どものように可愛がっていた。特に真面目で誠実なはる君への信頼度は高くて……それでもって、私とはる君が付き合っていたことも、その後別れたことも、おそらく察している……。仲直りの兆候が見えたならば、両手を振って送り出したいところなのだろう。
気づけば、エントランスには私とはる君だけが取り残されていた。
……非常に居心地が悪い。悪すぎる。
そんな私を見て、はる君は困ったように笑うと、自らのスーツの胸元へ手を伸ばした。
「はは、陵介さんに気を遣わせちゃったかな……。引き止めて悪いね。でも、こうでもしないと、みのりは会ってくれなさそうだったから」
さすが、幼馴染。私の考えは、お見通しのようだ。
そして、胸元のポケットから一枚のカードを取り出し、私に差し出した。
「これ……」