お別れしたはずなのに、トラウマCEOの淫らな求愛にカラダから蕩かされています⁉︎
視線を移動させると、エントランスに並ぶソファーから、すらりと背の高いその人が立ち上がってこちらに向かってきた。
柔らかな照明に染まる、目鼻立ちの整った端整な顔。上質な三つ揃いのスーツに包んだ体躯のいい体。目立たないよう、隅の方にいたようだが、充分にその整った容姿は周囲の視線を集めている。
私は、こちらに近づいてくるその人から目が離せず、そして喉がつかえたようにうまく言葉が出てこなかった。
う、嘘でしょう……? ちょ、ちょっと、待って……
「大道寺CEO……! 偶然ですね。こちらでもお会いできるとは。午前中は、我が社までお越しいただき、ありがとうございました」
鶴岡さんが私よりも先に驚いて、駆け寄ってはる君に挨拶をする。
数あるクライアントの中でも、大道寺グループは群を抜いて規模が大きい。その御曹司ともなれば、なおさら大切なお客様だ。
とはいえ、内心突っ込まずにはいられない。
いや、絶対に偶然ではない……。鶴岡さん昼間の約束を知らないから仕方ないんだけれど、こんな絶妙なタイミングで、顔を合わせるものだろうか。
柔らかな照明に染まる、目鼻立ちの整った端整な顔。上質な三つ揃いのスーツに包んだ体躯のいい体。目立たないよう、隅の方にいたようだが、充分にその整った容姿は周囲の視線を集めている。
私は、こちらに近づいてくるその人から目が離せず、そして喉がつかえたようにうまく言葉が出てこなかった。
う、嘘でしょう……? ちょ、ちょっと、待って……
「大道寺CEO……! 偶然ですね。こちらでもお会いできるとは。午前中は、我が社までお越しいただき、ありがとうございました」
鶴岡さんが私よりも先に驚いて、駆け寄ってはる君に挨拶をする。
数あるクライアントの中でも、大道寺グループは群を抜いて規模が大きい。その御曹司ともなれば、なおさら大切なお客様だ。
とはいえ、内心突っ込まずにはいられない。
いや、絶対に偶然ではない……。鶴岡さん昼間の約束を知らないから仕方ないんだけれど、こんな絶妙なタイミングで、顔を合わせるものだろうか。