ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~
「あ……」
奈々に言われて初めて考えてみたけれど……
たしかに生活は同じでも、私の心境には変化が生まれてることに気づいた。
そして思い出す。
最近時々感じていた、“退屈だ”という気持ち──。
「まさか……」
もしかして、本当にこれが“倦怠期”っていうものなの?
でも本当に、拓巳に何か不満があるわけでもないし、好きだからこれからも一緒にいたいと思ってる。
それなのに……?
「やっぱお倦怠期なのよ。言い換えればマンネリ? 長く一緒に居すぎて刺激がなくなっちゃったんじゃない?」
「刺激………」
たしかにそんなものはいかもしれない。付き合い始めのような新鮮さも。
「でも、新鮮さが薄れていくのは当然のことだし。刺激なんてなくてもいいんじゃない。刺激がないと恋愛が成り立たない、なんてことはないでしょ」
「そうかな〜。私は必要だと思うよ、刺激。何でも同じことの繰り返しじゃ飽きちゃうじゃん。カレーが大好きでも、毎朝それじゃ飽きるのと一緒よ」
「何よ、その例え。たしかにカレーは好きだけど」
ふてくされた顔で、私も残ってたお酒を飲み干したけど。
内心では、奈々に言われた言葉がモヤモヤと心を覆ってた──…。
奈々に言われて初めて考えてみたけれど……
たしかに生活は同じでも、私の心境には変化が生まれてることに気づいた。
そして思い出す。
最近時々感じていた、“退屈だ”という気持ち──。
「まさか……」
もしかして、本当にこれが“倦怠期”っていうものなの?
でも本当に、拓巳に何か不満があるわけでもないし、好きだからこれからも一緒にいたいと思ってる。
それなのに……?
「やっぱお倦怠期なのよ。言い換えればマンネリ? 長く一緒に居すぎて刺激がなくなっちゃったんじゃない?」
「刺激………」
たしかにそんなものはいかもしれない。付き合い始めのような新鮮さも。
「でも、新鮮さが薄れていくのは当然のことだし。刺激なんてなくてもいいんじゃない。刺激がないと恋愛が成り立たない、なんてことはないでしょ」
「そうかな〜。私は必要だと思うよ、刺激。何でも同じことの繰り返しじゃ飽きちゃうじゃん。カレーが大好きでも、毎朝それじゃ飽きるのと一緒よ」
「何よ、その例え。たしかにカレーは好きだけど」
ふてくされた顔で、私も残ってたお酒を飲み干したけど。
内心では、奈々に言われた言葉がモヤモヤと心を覆ってた──…。