ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~
「仕返しされても、私は全力で戦うよ。精一杯、戦う」
「……無理だよ。この業界でのあの人の力はわかってるだろ。美咲なんて、簡単に辞めさせられる。会社もあっという間に乗っ取られるよ」
柚木くんの顔が苦しげにゆがむ。でもそんなところの悩み、私はとうに踏み越えてここまで来ているんだ。
「そうなったらその時考える。でも、今いる場所を奪われたからって負けじゃない。会社を追われたってどこででも働けるし、戦える。その場所で必死に戦い続ければ、いつか奪われた場所だって取り返せるかもしれない」
「……乗っ取られた会社を取り返すって言ってる? ハ、無茶だよ。そんなことできるわけ──」
「できないなんて最初から決めてどうするの。やってみて、そこから初めて可能性が生まれるんでしょ」
どんなことだって、動いてみなきゃどうなるかわからない。
もし柚木くんが私に関わってこなければ、きっと私達が通い合うことなんて一生なかったように。
何が待つかわからない未来。
でも私は最善の未来を勝ち取れるように、あがきたい。どれだけでも。
「戦おうよ、一緒に。私は柚木くんと戦いたい」
「美咲……」
「……無理だよ。この業界でのあの人の力はわかってるだろ。美咲なんて、簡単に辞めさせられる。会社もあっという間に乗っ取られるよ」
柚木くんの顔が苦しげにゆがむ。でもそんなところの悩み、私はとうに踏み越えてここまで来ているんだ。
「そうなったらその時考える。でも、今いる場所を奪われたからって負けじゃない。会社を追われたってどこででも働けるし、戦える。その場所で必死に戦い続ければ、いつか奪われた場所だって取り返せるかもしれない」
「……乗っ取られた会社を取り返すって言ってる? ハ、無茶だよ。そんなことできるわけ──」
「できないなんて最初から決めてどうするの。やってみて、そこから初めて可能性が生まれるんでしょ」
どんなことだって、動いてみなきゃどうなるかわからない。
もし柚木くんが私に関わってこなければ、きっと私達が通い合うことなんて一生なかったように。
何が待つかわからない未来。
でも私は最善の未来を勝ち取れるように、あがきたい。どれだけでも。
「戦おうよ、一緒に。私は柚木くんと戦いたい」
「美咲……」