愛が壊れた時、策略御曹司の罠に堕ちていく
急いで家に帰り包装を解いて中を開けると、某ブランドのネックレスだった。
ネットで調べてみると、18Kのローズゴールドのチェーン、一粒ダイヤモンドをベゼルセッティングという技法で囲み、華やかで、可愛らしい作りになっている。
ダイヤの大きさや品質で値段も違うが、輝きが高額だと証明している。
ネックレスをつけて、鏡の前に立つ。
どんな装いにも似合いそうで、彼が、真剣に選んだ姿を想像すると嬉しさが込み上げてきて、ニヤケが治らない。
遼に、お礼のメッセージを送信。
既読はつくが、返信がないのはいつものこと。特に気にせず、浮かれる毎日を過ごし、数日後、遼からの呼び出しのメッセージでマンションへ。
『これ、似合う⁈』
ネックレスのチェーンを掴み、遼に見せる。『似合うんじゃない』と、ソファで興味なさげにスマホを操作し、照れを隠そうとしているようだ。
『ありがとう。大切にする』
遼の腕に抱きついて肩に頭を預けた。
スマホをテーブルに置いた遼。
『菜穂が気に入っているならいいんじゃない。つけてれば』
チェーンに指を引っ掛けてきた。それを合図に、私達は、ソファの上で愛し合った後、サークルの飲み会への参加を打診される。