愛が壊れた時、策略御曹司の罠に堕ちていく

隣の寝室では、桃花さんが寝ているというのに、顔を両手で掴み、唇へキスをしてくる。

「浴衣姿、可愛すぎ。誰にも見せたくなかった」

拗ねてる蓮は以外と可愛いくて、子犬を撫でるように頭を撫でると、気分を良くしたのか、何度も唇へキスを落とす。

「隣で桃花さん寝てるんだからね」

「わかってる」

「部屋に戻ったら?」

「今度、俺のお願い聞くなら帰ってやってもいい」

隣の部屋で寝返りをうつ気配に気が焦り、「わかった」と約束してしまった。

安請け合いするものじゃないと後で後悔するのだが、今の私は、彼のお願いを甘くみていた。

言質をとったというように「約束だからな」と言い残し帰ってくれた。

翌朝、バイキングでの朝食後、チェックアウトをして、バスは道の駅を目指す。

そこで、各々、お土産や地物名産物を購入していく。私は、麗華と家へのお土産に菓子箱を購入。そして、軽めの昼食も済ませてバスは昼過ぎには戻ってきた。

店長と副社長の労いの言葉が終わり、明日は、通常通り営業をするので、早めの解散となった。

また、明日。と、手を振り次々と去っていく。

私は、蓮の車に同乗させられて、家まで来たが帰してくれない。
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