愛が壊れた時、策略御曹司の罠に堕ちていく
…失うことを恐れるほど、俺を思っていてくれるのだと都合よく解釈して、心が躍る。
「菜穂が好き過ぎて、余裕のない自分にムカついてただけだ。連絡しなかったのは、頭を冷やす為だった。不安にさせてるなんて思わなくて、悪かったな」
いつもなら、言い訳なんてしない俺だが、今回ばかりは素直に伝えないといけない気がした。
「もう一度好きって言って」
甘える菜穂の可愛いお願いに、全身が疼く。
「…帰してやれなくなる。いいのか?」
「ここに連れてきて帰す気あった?」
「なかったな」
菜穂との時間を過ごす為に用意した愛の住処。
菜穂を連れてくる辺り、下心は…あった。
見抜かれていることに苦笑し、通常運転の自分に戻り、菜穂とキスをする。
軽い触れ合いのキスを何度も重ね、手は彼女の柔らかな肌を堪能する。
お互いの頬が上気し、菜穂の白い肌がほんのりと色づく頃、次のステップへ進む。
お互いの唇を隙間なく重ね合い、淫らに舌を絡め合う。
そして、キスの途中途中で、自分が着ていたシャツを脱ぎ、菜穂の服を一枚、一枚脱がしていく。
下着一枚になった菜穂は、恥ずかしさからか、肌を密着させてくるのだ。
菜穂の柔らかな肌は俺を狂わせる。