愛が壊れた時、策略御曹司の罠に堕ちていく

スレンダー美人な桃花さんは、浴衣を着るとスタイルの良さが際立ってた。

階下へ降りて、女と大きく書かれた暖簾をくぐり、脱衣所へ。

既に、若い年代のスタッフは、水着に着替えて準備万端のようだ。

「桃花さん、菜穂ちゃん、遅いですよ。私達、浜辺に行きますね」

「いってらっしゃい」

手を振り、浜辺へ出ていく彼女らを見送った。

「私達、どうする?」

「温水プールでゆっくりしましょうよ」

「そうね。日差しもまだ強いし、日陰を探してゆっくりしましょう」

水着に着替えると、シンプルなホルダーネックのビキニ姿の桃花さんは、スタイルの良さが目をひく。

「桃花さん、その羨ましいボディはなんですか⁈」

「なんですかって言われてもね。菜穂ちゃんこそ、その水着、反則よ。その大きな胸に似つかわしくない細い腰はなに⁈私こそ羨ましいんだけど」

お互いにないものねだりのようだ。

クスリと笑いあい、温水プールへ。

プールは賑わっていて、プールサイドにあるパラソルの下は、ほとんど空いていない。

デッキチェアだけでも確保したいところだ。

そこへ、2人組が近寄ってきた。

蓮と店長の鷹宮さんだ。

2人は、なぜか口元を掌で隠し、深くため息を吐いた。
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