星になった君に、祈りを捧げて。〜最強総長だった君との短く儚い時間〜
 少年はこちらを向きニヤリと笑った。だがそれはみんながこちらを向いていたから誰も気づいていなかった。


 そして分かった。はめられたんだと。


 私はライブ中だった事を忘れて走った。走った。


 ライブをしていたところから出ても走った。見つかったら終わり。そう思い逃げた。


 土砂降りの雨にうたれてびしょ濡れになった。


 歩行者はびしょ濡れになった私を好奇の目で見つめ写真を撮られた。


 「今はライブ中のはずですよね。何でいるんですか!?」


 「びしょ濡れになっていますよ。どうしてですか」
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