神の愛
「いやあ、でもこうすることでお互いの研究も活動も切磋琢磨して良い記録残せるんだから良い活動だろ」
「ま、そうですけど。そうじゃなかったら、大学も高校もこんな交流会認めてくれないですし」
「ってか、お前、高校のとき、この交流会で作った未解決事件の考察資料が警察に押収されたって話あったよな」
「ありましたね」
先輩の言葉に数年前のことを思い出す。
赤ちゃんが腕の中で俺の背後に向かって「みゃんみゃん」と変な喃語を発しながら、手を伸ばそうとしていることは気にしない。
そこは「あーあー」とか「まんまん」とか「ぐーぐー」とか普通の喃語じゃないんだな、とか思ったりはしない。
赤ちゃんはそういうものだと思いたい。本当に思いたい。
「その後、その事件解決したって話聞いたけどあれ、お前の資料決め手だっただろ」
「ノーコメントで」
数年前の高校時代、未解決であった強盗殺人事件の資料を纏めて、自分の考察やら何やらを書いた資料を高校の自由研究で提出したらそれが警察に押収された、なんて口が裂けても言えない。それも、こんなに人がいる場所で言ったら噂になるのは間違いないのでノーコメントである。
「だよな~」と先輩が俺の言葉に苦笑いを浮かべ、「何あったんすか?」と後輩が戸惑いっているのは見ないことにした。
「ま、そうですけど。そうじゃなかったら、大学も高校もこんな交流会認めてくれないですし」
「ってか、お前、高校のとき、この交流会で作った未解決事件の考察資料が警察に押収されたって話あったよな」
「ありましたね」
先輩の言葉に数年前のことを思い出す。
赤ちゃんが腕の中で俺の背後に向かって「みゃんみゃん」と変な喃語を発しながら、手を伸ばそうとしていることは気にしない。
そこは「あーあー」とか「まんまん」とか「ぐーぐー」とか普通の喃語じゃないんだな、とか思ったりはしない。
赤ちゃんはそういうものだと思いたい。本当に思いたい。
「その後、その事件解決したって話聞いたけどあれ、お前の資料決め手だっただろ」
「ノーコメントで」
数年前の高校時代、未解決であった強盗殺人事件の資料を纏めて、自分の考察やら何やらを書いた資料を高校の自由研究で提出したらそれが警察に押収された、なんて口が裂けても言えない。それも、こんなに人がいる場所で言ったら噂になるのは間違いないのでノーコメントである。
「だよな~」と先輩が俺の言葉に苦笑いを浮かべ、「何あったんすか?」と後輩が戸惑いっているのは見ないことにした。