神の愛
「名前は恵くん。男児。4~6か月くらい。親が恵くんの名前を知っとるってことは恵くんの直接的な関係者やなくても、間接的に知っとる奴が親の周囲にいるってことは間違いないか~。また、一旦それで調査かけてみるわ~。市外にも聞けたら聞くように子ども課の奴に言っとくな」
「もしも、親が見つからなかった場合、俺はこの子のこと引き取るからそのつもりでいろよ、学」
「気が早いわ。まだ学生やろがい」
昨日より増えた恵に関する情報を頭のなかで整理しながら、スマホの写真ホルダをイジる。
先輩が取ったらしい俺と恵の写真がメールに送られてきていたのでそれを保存した。
可愛い。先輩の写真撮影のセンス半端ない。マジで上手すぎる。カメラマンになれよ、先輩。
写真を見ながら学の言葉に返答していれば、頭を何かで叩かれる。前を見れば、テーブルに突っ伏していたはずの学は仕事の書類らしきものを持って俺のことを見ていた。明らかに叩いた後の姿勢をしてる。
「ま、父さんと母さんがOK出すんならええけどな~」
「なら、口出しすんな」
親父とお袋に対する絶大な信頼。伊倉家の最高権力は今も昔もあの二人だなと呆れる。一生、逆らえない存在の二人を思い浮かべ、溜息をつく。
「もしも、親が見つからなかった場合、俺はこの子のこと引き取るからそのつもりでいろよ、学」
「気が早いわ。まだ学生やろがい」
昨日より増えた恵に関する情報を頭のなかで整理しながら、スマホの写真ホルダをイジる。
先輩が取ったらしい俺と恵の写真がメールに送られてきていたのでそれを保存した。
可愛い。先輩の写真撮影のセンス半端ない。マジで上手すぎる。カメラマンになれよ、先輩。
写真を見ながら学の言葉に返答していれば、頭を何かで叩かれる。前を見れば、テーブルに突っ伏していたはずの学は仕事の書類らしきものを持って俺のことを見ていた。明らかに叩いた後の姿勢をしてる。
「ま、父さんと母さんがOK出すんならええけどな~」
「なら、口出しすんな」
親父とお袋に対する絶大な信頼。伊倉家の最高権力は今も昔もあの二人だなと呆れる。一生、逆らえない存在の二人を思い浮かべ、溜息をつく。