神の愛
「なんや、気になんことでもあるんか」
「・・・・・・今日ってか、日が変わったから昨日か。昨日の交流会で先輩が恵の服の中から、童歌が書かれた紙見つけたんだよ。もしかしたら、それも方言あるんかなって」
「聞かせてみ、そん内容」
義兄さんに「鬼の子、人の子」の歌詞を聞かせる。ついでに歌詞が書いてあった紙も見せる。
酔っ払っているからか、義兄さんの顔には終始、薄ら笑いが浮かべられているが、目からは段々と光が消えていった。
「ん~、歌詞に方言みたいなもんは聞いた感じはないな。ただ、ちょい言葉が古い気もすんねんな」
「古い?」
「そ。「仔」って字やったり、「喰う」って文字、今のご時世使わんやろ。それにこれ、明らかに村八分の歌詞やん」
義兄さんの言葉に「鬼の子、人の子」の歌詞を見直す。言われて見れば確かにそうだ。方言はない。でも、言葉が若干、古い気がする。
声に出して、「鬼の子、人の子」を読めば腕の中の恵が寝返りを打つ。その顔は穏やかだ。
・・・・・・睡眠学習というものがあるらしいが、もしかしたら。
「・・・・・・今日ってか、日が変わったから昨日か。昨日の交流会で先輩が恵の服の中から、童歌が書かれた紙見つけたんだよ。もしかしたら、それも方言あるんかなって」
「聞かせてみ、そん内容」
義兄さんに「鬼の子、人の子」の歌詞を聞かせる。ついでに歌詞が書いてあった紙も見せる。
酔っ払っているからか、義兄さんの顔には終始、薄ら笑いが浮かべられているが、目からは段々と光が消えていった。
「ん~、歌詞に方言みたいなもんは聞いた感じはないな。ただ、ちょい言葉が古い気もすんねんな」
「古い?」
「そ。「仔」って字やったり、「喰う」って文字、今のご時世使わんやろ。それにこれ、明らかに村八分の歌詞やん」
義兄さんの言葉に「鬼の子、人の子」の歌詞を見直す。言われて見れば確かにそうだ。方言はない。でも、言葉が若干、古い気がする。
声に出して、「鬼の子、人の子」を読めば腕の中の恵が寝返りを打つ。その顔は穏やかだ。
・・・・・・睡眠学習というものがあるらしいが、もしかしたら。