恐怖探偵団と学校の七不思議
帰り支度をしている亮太たちの心も和んでいた。その時である。微笑んでいたみずきの顔が険しくなった。

「大変!麗奈ちゃんが小学校に戻ってきたわ!」

「えっ!?この時間だとまずいぜ!!」

亮太が時計を見て焦る。翼たちの顔も険しくなった。

「先生は今から学校に行って麗奈ちゃんを助けるわ!」

みずきはそう言い、玄関へと向かう。亮太たちも顔を見合わせ、みずきの後に続いた。

「先生!!俺たちも行くぜ!!」

亮太がそう言うと、みずきは「危険よ」と困ったように言う。桜が胸元に手を置いた。その目は真っ直ぐにみずきを見つめている。

「みーちゃん先生。私たちは子どもよ。でも、恐怖探偵団なの。全員で力を合わせれば何とかなるかもしれないわ」

「でも、生徒を危険に晒すわけには……」

渋るみずきに対し、「みずき。僕たちも一緒に行くよ」と部屋の奥から声がする。廊下の奥から三人の大人が歩いてきた。一人は夜々。二人は男性だ。
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